【C9】クロージングセッション:コロナ後の印刷業界を占い「未来をどのようにリセットするか?」考える|印刷メディアビジネスの総合イベント page2021

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2月26日(金) 14:00~15:30 オンラインセミナー

【C9】クロージングセッション

コロナ後の印刷業界を占い「未来をどのようにリセットするか?」考える

花井氏が長年培ってきたマーケティング手法が、このコロナでいかに変わったか?例えば人の移動予測まで考慮してマーケティングを考えている。デジタルサイネージでは当たり前だが、印刷ビジネスではどのような展開が考えられるか?マーケティングが重要といっても印刷会社がどこまで出来るのか?印刷だけやっているビジネスが、本当にダメなのか?花井氏と徹底的に議論して、印刷業の未来を予測する。

花井氏は、折込チラシ全盛の時代からDMに注目して、マーケティングと密接に連携した印刷ビジネスを手がけて、自社(フュージョン)を上場させるまでに伸ばしてきた。その手法を、実例とともに(印刷物を見せながら)紹介する花井氏の講演は毎回大人気である。
本セッションでもコロナで変わってしまった価値観の中で、印刷ビジネスがどのように生き残っていくか?実例を挙げながら検証していきたい。例えばマーケティングがマスからマイクロマーケティングにシフトしているなら「どのようなビジネスが可能なのか」「利益を印刷物と絡めつつ、周辺ビジネスに求めた方が良いのか」「設備投資なら大ロット対応から中ロット対応へ、そこも飛び越えて、いきなり小ロット対応の印刷物+特徴的なデザインで差別化を図るべきか」等々を経験豊富な花井氏と具体的なビジネスについて議論する。
花井氏が長年培ってきたマーケティングも、コロナ以降はマスマーケティングからマイクロマーケティング、ローカルマーケティング中心になっている。その辺に注目して、コロナ中、コロナ以降の印刷ビジネスのあり方を、花井氏のやってきた実例中心に90分フルにご紹介+ディスカッションしたい。
マーケティングというと現実の印刷ビジネスとかけ離れた感じがするが、花井氏の説明は常に印刷業界に根付いた話なので、印刷会社経営者や責任有るポジションの方は必ず参考になるはずである。

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  • 花井秀勝
    ( はない ひでかつ )
    フュージョン 代表取締役会長
    AMAマーケティングスクール(USA)応用研究科修了後、北海道大学工学部勤務、札幌凸版印刷(株)入社。デパート流通業メーカーなどの販売促進を手がける一方、エリアマーケティングのノウハウを利活用して、これまで細分化エリア分析システム、RFM顧客管理システム等さまざまなシステム研究提案開発を手掛ける。1991年には知識融合化法の適用による全国初の企画・コンサルティング・情報サービス会社フュージョン(株)を設立、代表取締役社長に就任、中小企業のマーケティングに関する販売促進コンサルティング等を推進。主に郵政省、厚生省、商工会議所、商工会、印刷組合等で500回以上講演する。総務省XML検討委員・札幌市IT経営戦略アドバイザリー委員・北海道知事委託ジョイントセミナー委員・通産省北海道局産業クラスター情報委員など各自治体委員を務めた。
  • 郡司秀明
    ( ぐんじ ひであき )
    JAGAT 専務理事
    1979年千葉大学卒業後、大日本スクリーン製造株式会社入社。主として画像技術を担当し、デジタル技術の発展に注力する。 2006年9月、今まで言い続けたソリューションの実行を目指して独立、現在JAGAT専務理事として啓蒙活動に励む。 日本大学藝術学部講師、日本写真学会理事、電塾本部運営委員でもある。 「RGB&CMYKレタッチ大全」「図解カラーマネージメント実践ルールブック」はじめ著書多数。