カンファレンス

2月7日(金) 13:00~15:00 場所:ワールドインポートマート5F

【PM3】地域資源をストーリー化する「聖地創生」 ~コンテンツツーリズムによるまちづくりの理論と事例~

アニメでたびたび話題になる聖地巡礼は、映画やドラマ、文学の舞台になった場所を訪ねて追体験を楽しむタイプの旅である。旅行先となった地域への経済効果は大きいが、地域が物語の舞台やロケ地になるかどうかは偶然性が高い。そこで地域の魅力を再発見、自ら聖地に仕立てる聖地創生の手法が提唱されている。聖地創生の事例と手法、富山県南砺市におけるアニメ活用のまちづくり事例などから、地域資源の再発見とストーリー化による地域活性化について議論する。

 
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当日価格:18000円です。

  • 荻野健一
    (おぎのけんいち)
    デジタルハリウッド大学 大学院 デジタルコンテンツ研究科教授
    1982年、稲垣デザイン研究所入所。1986年、アートキャンディ入社。博報堂・日本能率協会などで企業・自治体などの商品開発や販売促進を担当する。1998年より日テレ子会社でプロデュース業務に従事。2006年、デジタルハリウッド大学院客員教授就任。2011年同大学教授に着任。現在に至る。地域活性プロジェクトにも数多く携わり、豊島区トキワ荘協働プロジェクト協議会などに参画。2016年から地方創生のための聖地創生サロン」を主宰している。
  • 佐古田宗幸
    (さこだむねゆき)
    京都生まれ。京都での公務員、会社員生活を経て、2012年富山県南砺(なんと)市へ移住。地元印刷会社勤務を経て、2015年アニメ制作会社・ピーエーワークスの子会社、株式会社PAXへ。2016年に一般社団法人PARUSへ出向、地域とアニメをつなぐ企画立案に数多く携わる。2018年10月より代表理事就任。2019年には絵本「はじまりの木」を発行するなど、出版事業も手がける。
  • 岡田健司
    (おかだけんじ)
    Ken’S/研文社 社長執行役員
    長年に亘り広告会社に勤務。食品、電機、住宅・不動産、カード会社などの広告、プロモーションに携わる。2013年10月に株式会社研文社入社。クリエイティブ室にて企業・団体のプロモーションツールの企画制作を行なう。18年7月、研文社クリエイティブ室での業務を株式会社ケンズに移管し、あわせてメディア企画、ギャラリー運営などの事業も開始する。
  • 藤井建人
    (ふじいたけと)
    JAGAT 中小企業診断士/早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員
    1995年から出版流通グループで経営企画。経営計画、経営分析、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGAT。印刷産業・印刷会社の分析・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書」「印刷産業経営動向調査」「印刷会社と地域活性1・2・3」「『ニュース』は生き残るか~メディアビジネスの未来を探る」など。研究論文に「地域社会においてCSV/CRSVを実践するビジネスモデルとその成立要件」。
  • 松永寛和
    (まつながひろかず)
    JAGAT 研究員
    日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻修了。博士(芸術学)。物語を流通させる技術の変遷とそれに伴う作者と読者、物語の関係の変化に興味を持つ。大手出版社にライトノベルの編集者として勤務しWEB小説の書籍化を経験。2018年、JAGAT入職。