カンファレンス

2月7日(金) 15:45~17:45 場所:ワールドインポートマート5F

【CM4】流通小売における次世代販促と業務改善 <デジタル×紙×マーケティングの実践と店舗販売の課題>

キャッシュレスやスタッフレスなど、店舗の現場では現在、大きな変革が進行している。人手不足や働き方改革など課題も山積している。また、顧客コミュニケーションの面では、ネットスーパー・通販と店舗販売の垣根を超えたオムニチャネル志向が進展し、DMはがきや電子チラシ、SNSの活用も増えている。

小売り・流通業の最前線や店舗の現場で何が起きているか。例えば「移動販売」は高齢者などネットスーパーではカバーできないニーズのために、取り組みを始めたと言う。オムニチャネルの進展や販促手法、チラシ戦略などについて、ダイエーの吉岡氏に語っていただく。

また、近年、日本の味噌はおいしくヘルシーな発酵調味料として海外からも注目されている。味噌や塩こうじ製品からフリーズドライ味噌汁など、製品構成も多様化している。国内有数の味噌メーカーであるハナマルキの平田氏には、現在のマーケティング戦略やブランディング戦略、さらにヒット商品「液体塩こうじ」についても解説していただく。

スーパーやコンビニなど店舗の現場で、実際の売り上げ構成を左右するのは、商品の陳列手法である。かつては、個人の勘と経験に左右されていたが、現在では棚割マネジメントソフトウェアを使用し、マーチャンダイジング、取引先や発注システムとのデータ連携に活用することが一般的となっている。サイバーリンクスの牛見氏には棚割マネジメントから見える小売業・店舗の課題と解決策について解説していただく。

小売り・流通の現場で起きている「デジタル×紙×マーケティング」や店舗販売の課題について、当事者の方々に議論してもらう。

クロスメディア関連セッション

【CM1】クロスメディアビジネスのヒント~コミュニケーションの課題を解決する
【CM2】出版業界の構造課題と再成長
【CM3】印刷会社が取り組むAIビジネス
【CM4】流通小売における次世代販促と業務改善 <デジタル×紙×マーケティングの実践と店舗販売の課題>

 
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当日価格:18000円です。

  • 林典彦
    (はやしのりひこ) モデレーター
    大日本印刷 イメージングコミュニケーション事業部グローバル・コトづくり本部コトづくり企画部 部長
    1988年大日本印刷入社。チラシ・カタログの企画制作、年史編纂、IR・CSR企画、CI・VI開発、組織改善コンサル、新規事業開発、デジタルマーケティング事業開発を経て、2019年10月よりフォトイメージング事業領域におけるコトづくり業務を担当。
  • 吉岡素成
    (よしおかもとなり)
    ダイエー デジタル戦略室デジタル推進部リーダー
    西友にて、企画室長、ストラテジー・インテグレーション・シニアダイレクター、関係会社取締役、ネット通販等を担当する専門事業推進部シニアダイレクターを務める。
    2007年、イオンに入社。ネットスーパー設立PT、イオンビスティ取締役物流部長、デジタル企画部長。
    2016年、ダイエーに入社。ネットスーパー、ネット通販、デジタルマーケティング担当リーダーを経て現職。
  • 平田伸行
    (ひらたのぶゆき)
    ハナマルキ 取締役マーケティング部長 兼 広報宣伝室長
    1990年、リクルートに入社。人材採用広報の制作ディレクターを経験後、新組織の立ち上げや自社の宣伝を担う。
    2010年、アパレル企業であるクロスカンパニー(現:ストライプインターナショナル)に移り、宣伝広報部門の立ち上げを担った後、執行役員社長室長に就任。急成長期にあった同社の組織体制強化を任され、人事・システム・CS窓口など全方位的に体制の見直し・強化をおこなう。
    2013年よりハナマルキに参画。
  • 牛見晋太郎
    (うしみしんたろう)
    サイバーリンクス 流通クラウド事業部 営業部 課長
    一般消費財メーカーにて営業職を経験した後、システム会社に転職。
    以後は一貫して棚割(店頭の商品陳列計画)システム各種の企画、営業に従事。棚割システムを通じ、メーカー・卸における商談活動のレベルアップや、小売業における売場管理業務の効率化に携わる。
    近年は売場をスマートフォンで撮影することで、商品の陳列情報を自動的にデータ化する画像認識プロジェクトの立ち上げ等に参画。