カンファレンス

2月6日(木) 13:00~15:00 場所:ワールドインポートマート5F

【CM2】出版業界の構造課題と再成長

減少傾向とはいえ、紙はいまだ出版メディア制作の起点であり、読者にとって読むのに最も楽なメディアであり、作り手にとっては変わらず重要な収益源である。デジタル印刷の進化によって制作方法は変わるが、オフセット印刷による小ロット生産も進化するため、経済合理性ある生産方法は絶えず変化する。また、印刷会社側から見れば品質面・技術面の課題は相当に解決したが、出版社側から見れば採算面や構造面の課題が多く積み残されている。出版社側から見た印刷生産と業界課題、解決へ向けた問題提起などを議論する。

 

クロスメディア関連セッション

【CM1】クロスメディアビジネスのヒント~コミュニケーションの課題を解決する
【CM2】出版業界の構造課題と再成長
【CM3】印刷会社が取り組むAIビジネス
【CM4】流通小売における次世代販促と業務改善 ~2020年のオムニチャネル・リテーリング~

 
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当日価格:18000円です。

  • 土井秀倫
    (どいひでとも)
    講談社 業務企画部 副部長
    1994年入社。以後雑誌・書籍、電子書籍の制作やシステム開発、管理会計・予算編成などを経て、2014年から講談社ふじみ野デジタル印刷製本工場の企画・運用を担当。 いち早くデジタル印刷のポテンシャルに注目し、担当後1年で稼働率を100%まで押し上げた実績がある。 出版社、またマーケット視点でデジタル印刷の活用を研究・実践しており、出版社や販売会社、書店、メーカーなどに広い接点を持つ。
  • 太田智一
    (おおたともかず)
    PHP研究所 PHPオンライン衆知編集部 編集長
    静岡県浜松市出身。明治大学法学部卒業後、2001年にPHP研究所入社。文庫出版部、ビジネス出版部などで書籍編集に携わるが、2008年に自身が手掛けたネット発書籍(ドアラのひみつ)の異例のヒットで業界に迫るデジタルの波を体感。2010年、電子事業部へ異動。電子書籍の制作・販売から権利管理までのインフラを整備し、同社きっての収益部門へと成長させる。残る課題はWEBと考え、2019年にはPHP新書編集長とWEB開発を兼任。2020年からは念願のオウンドメディア部門の担当。
  • 豊川竜也
    (とよかわ たつや)
    ニューブック 代表取締役社長 CEO
    立教大学社会学部卒業後、1997年父が経営する株式会社ニューブック入社。 2013年2月に同社代表取締役社長に就任。 創業以来半世紀に渡りメディア商材を主とした物流会社である同社にて、 物流マネジメントを経験、現在に至る。 Change the World,Create The Future,forChildren. (子どもたちのために、世界を変える、未来を創る)をVisionに掲げ、 世界で一番の物流マンである「サンタクロース」となるべく、日々邁進中!
  • 藤井建人
    (ふじいたけと) モデレーター
    JAGAT 研究調査部長 主幹研究員/中小企業診断士/ 早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員
    1995年から出版流通グループで経営企画に従事。計画策定、経営分析、企業評価、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGATで印刷総合研究会を中心に活動。印刷産業・印刷会社の経営分析・中小企業論・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書2007〜2017」「印刷産業経営動向調査2006〜2017」「印刷会社と地域活性1・2・3」など。地方創生/地域活性ビジネス研究。