2月5日(水) 15:45~17:45 場所:ワールドインポートマート5F
既存ビジネスの枠にとらわれない思考や新たなアプローチで課題を解決した事例、多様なコミュニケーションを実現したモデルを取り上げます。
AR×AIで化粧の疑似体験をおこなうバーチャルメイク、「売りたい」と「売ってほしい」を繋ぐ店舗シェアリング、人柄や感情を直に伝えることができる音声配信、海外からの旅行客にスマホで商品情報を伝える多言語サービスを紹介。
【Payke(ペイク)】<インバウンド客に商品情報を多言語で提供、買い物を後押し>
中国をはじめインバウンド旅行者が訪日前にダウンロードしているのがショッピングアプリの「payke」です。
これは商品パッケージに元からついているバーコードをスマホやタブレットでスキャンするだけで、多言語でパッケージに収まりきらない商品情報を表示できるサービス。
利用者にとっては自分の言語で商品情報を教えてくれる便利なサービス、メーカー側にとっては消費者へ自社商品の情報を手軽に多言語発信できるサービスです。
「ルルルン」ブランドでフェイスマスク(顔のパック)を展開するメーカーでは、店内のPOPが英語や中国語で売り場が煩雑になるのを防ぐためPaykeを導入、インバウンド店の店頭販促ツールとして利用しています。知りたい情報(これは何の商品でどんな効果があるか)を多言語で伝えることで購入を後押ししています。
【Voicy(ボイシー)】<音声コンテンツ時代のプラットフォーム>
声のブログともいえる ボイスメディア「Voicy」 を運営するほか、スマートスピーカー向け音声コンテンツ配信など「音声」を軸にしたビジネスを行っている企業です。
今、新たにユーザーとつながる手段としても注目されている音声コンテンツを多様な切り口でビジネスにしています。
・関連記事:スマートスピーカー時代に注目されるボイスメディア「Voicy」
【スペースエンジン】<実店舗をテストマーケの場として、顧客とつながる場として活用>
「店頭で商品を展開したいメーカー・ブランド」と「新しい商品の販売を希望する店舗」をつなぐマッチングサービスのSpaceEngine。店舗を持たないネットショップや、通常の流通とは別の販路で販売したいメーカーが利用し、大きな投資をしなくても手間をかけずスピーディーに委託販売を行えるのが特長です。
販売したいメーカー・ブランド側は、テストマーケティングの場として、D2C(メーカーから直接販売する。オンライン専業が多い)がリアルの場で顧客とつながる場として利用します。
販売する店舗側は手数料収入があるほか、新しい商材を仕入れられる、新しい顧客を獲得する機会になる、といったメリットがあります。
ネイルサロンや英会話教室、書店、企業など、今までモノを販売していなかった場所で商品を販売するという新しい可能性もあります。
・関連記事:店舗シェアリングサービスは何の課題を解決したか
【パーフェクト】<AIを活用して高度なARメイク技術を開発>
高度なAR(拡張現実)×AI(人工知能)で口紅、アイシャドウなどのコスメアイテムを試着できる「バーチャルメイク」技術を提供。大手化粧品メーカーやドラッグストアなどで採用されているほか、中国アリババとも提携を発表しています。BtoC向けのアプリは 累計約8億ダウンロードされており、進化系ARサービスとして注目されています。
・関連記事:AIを組合わせた「進化系AR」でコスメのオンライン販売が身近になる
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