オンラインカンファレンス・セミナー

2月5日(木) 12:30~14:00

【C1】印刷ビジネスの最新動向2026 ~産業・市場・経営・メディア視点で見る振り返りと展望

2025年の総括を踏まえて2026年を展望する。印刷の産業・市場・製品・経営・価格はどのように動くか。名目的な印刷市場の縮小は止まったが、デフレからインフレに変わって実態とデータの乖離を読み解く必要が生まれたので留意点も伝える。また、業界全体が苦戦するなかで成長する印刷会社にはどのような特徴があるのか。観察すると高成長・高収益企業には共通点があるようだ。BtoBの特性を踏まえた中小印刷業における価値創出とサステナビリティまでの一連について、全体の傾向と収益性の高い印刷会社の企業行動の比較から考える。特に、印刷を祖業にした多角化、持続的な高い価格設定、切れ目のにない顧客創造はどのようにすればうまくいくのか。見えてきたところの要点をまとめて解説したい。2026年の初セミナーなので、参加者には最新年度にアップデートした最新資料80枚をデジタルで提供する。

 
  • 藤井 建人
    (ふじい たけと)
    JAGAT 研究・教育部 シニアフェロー
    1992年から出版流通グループで経営管理、新規事業、M&Aなど。2004年から日本印刷技術協会で経営・メディア・地域活性分野の調査研究に従事。共著に『印刷マネジメントブック』『印刷白書』『印刷会社と地域活性』ほか。論文に『デジタルトランスフォーメーションの潮流と経営戦略』など。 中小企業診断士/法政大学中小企業研究所大学院 特任研究員/国立大学法人群馬大学社会情報学部 協力研究員