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2月10日(月) 15:30~17:30

【C2】印刷会社の商品開発と知財戦略
 ~オープンイノベーションに向けて

中小印刷会社が新しい商品や製造法、ビジネスモデルを開発するには。そのアイデアを知的財産権で攻めと守りで使うには。提案型・非価格競争を目指す印刷会社は商品開発と知財戦略を一体的に進めているようだ。特許取得と著作権活用など知財戦略に実績のある2社の事例から考える。

 
  • 山田 秀生
    (やまだ ひでお)
    奥村印刷株式会社 取締役常務執行役員
    東京工芸大学を卒業後、奥村印刷に入社。平版印刷、製版・スキャナ、CEPS、カラースキャナなどを担当しつつ製版の標準化に注力。その後、DTP導入、カタログ自動組版、マルチメディア部門創設、デジタルカメラスタジオ立ち上げ、カラーオンデマンド機とCTPの導入などに取り組む。折り紙食器beak(2023)と新型名刺箱(2024)を商品開発、特許も取得して多くのアワードを受賞。
  • 富沢 充芳
    (とみざわ みつよし)
    朝日印刷工業株式会社 経営企画部 部長
    1996年から画像処理とドラムスキャナによる色分解に従事。その後、製版と印刷におけるカラーマネジメントシステムと品質管理体制の整備に尽力。企業経営と知財戦略にも精通する。現在は情報の収集・分析による事業成長と顧客創造のプランニングを主要フィールドに、デジタル印刷技術を駆使した「地域コンテンツ活性」の事業化に特に定評がある。
    知的財産アナリスト(コンテンツ・ビジネス プロフェッショナル)/二級知的財産管理技能士(管理業務)/東京工業大学 キャリアアップMOT サービスイノベーションコース修了
  • 藤井 建人
    (ふじい たけと) モデレーター
    公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 シニアフェロー
    1992年から出版流通グループで経営管理、新規事業、M&Aなど。2004年から日本印刷技術協会で経営・メディア・地域活性分野の調査研究に従事。共著に『印刷マネジメントブック』『印刷白書』『印刷会社と地域活性』ほか。論文に『デジタルトランスフォーメーションの潮流と経営戦略』など。
    中小企業診断士/法政大学中小企業研究所大学院 特任研究員/国立大学法人群馬大学社会情報学部 協力研究員