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印刷の仕事を獲得するには、その先にあるお客様が抱えている問題から入る必要がある。欲しいものが明確であれば、わざわざ営業と話しをせずともネットで最安値を探すという購買行動で事足りるからだ。そして解決手段は印刷物とは限らない。製造請負型の営業スタイルはより難しくなっていくだろう。とはいえ、従来の営業スタイルからの転換は容易ではない。組織づくり、営業管理、人材づくり、商材づくり、そしてお客様に問題解決のパートナーとして認知してもらうための情報発信という5つの視点で、2社の取り組みを伺い議論する。
なお、両企業の現在のキャッチフレーズは「創業112年、伝える伝わる支援の専門集団（アサヒコミュニケーションズ）」、「紙で終わらない印刷会社（エクシート）」となっており、印刷物にとどまらない幅広いソリューションを提供している。

１．組織づくり
　　　既存営業と企画営業、マーケティングチームを分ける
２．営業管理
　　　数値目標だけでなく行動目標をKPIとして設定する

３．人材育成
　　　既存印刷営業が問題解決型営業に変身するのは可能か？
４．商材づくり
　　　リソースが限られるなか、スピード感をもってどのように立ち上げるか？
５．情報発信
　　　お客様の認知度を上げ、問い合わせを増やすには？