基調講演

2月6日(木) 10:00~12:00 場所:ワールドインポートマート5F

【基2】ライト出版市場の誕生と広がり ~縮小する既存出版の外側で膨らむ市場とどう向き合うか~

既存の出版市場が縮小する一方で、新種の出版市場が誕生、急速な広がりを見せている。ここで活発に創作・印刷・売買されるのは、アニメ・マンガなどの二次創作を始めとした現代的な意味の同人誌ではなく、文芸書や技術書、ビジネス書といった文字物が主体である。従来の正規出版とオタク的な同人出版の中間的な、いわば「ライト出版」とも呼ぶべき市場であり、より幅広い層が参加して、会場は熱気に包まれる。代表的なライト出版の即売会コミュニティは、文芸書「文学フリマ」、技術書「技術書典」、ビジネス書「ビズケット」などが知られる。デジタル印刷の普及を背景の一つに生まれたこのライト出版市場の可能性について、代表的なコミュニティの運営者が実情と可能性を議論する。

 
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このセッションの参加費は、16500円 です。
お申し込みセッション数によって割引があります。

当日価格:18000円です。

  • 望月倫彦
    (もちづきともひこ)
    1980年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科在学中の2002年、第一回文学フリマに出店者として参加。翌2003年より文学フリマ事務局の代表を務める。主催者として東京開催を継続するとともに、近年は各地の有志を支援して文学フリマの全国的な開催を実現させている。本業としてイベント運営会社に勤務する傍ら、ライターとしても活動している。
  • 高橋征義
    (たかはしまさよし)
    達人出版会 代表取締役
    北海道大学卒。Web制作会社にてプログラマとして勤務する傍ら、2004年にRubyの開発者と利用者を支援する団体、日本Rubyの会を設立、現在まで代表を務める。2010年にITエンジニア向け技術系電子書籍の制作と販売を行う株式会社達人出版会を設立、現在まで代表取締役。好きな作家は新井素子。
  • 坂本海
    (さかもとうみ)
    個人出版ビジネス書マーケット『ビズケット』主宰者 ビジネス書の書評メディア『bookvinegar』編集長 大学卒業後、半導体商社を経て、ベンチャーキャピタルにて、ベンチャー投資の審査や経営支援に従事する。2011年、読書好きがこうじて株式会社ブックビネガーを設立。2000冊以上のビジネス書を紹介しながら、『朝、カフェで読書会』を立ち上げ、3000人以上のビジネスパーソンと会い、読書家のコミュニティを作る。2019年、個人出版ビジネス書マーケット『ビズケット』開催。 著書に『神・読書術』(ぱる出版)。
  • 藤井建人
    (ふじいたけと)
    JAGAT 研究調査部長 主幹研究員/中小企業診断士/早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員
    1995年から出版流通グループで経営企画。経営計画、経営分析、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGAT。印刷産業・印刷会社の分析・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書」「印刷産業経営動向調査」「印刷会社と地域活性1・2・3」「『ニュース』は生き残るか~メディアビジネスの未来を探る」など。研究論文に「地域社会においてCSV/CRSVを実践するビジネスモデルとその成立要件」。
  • 松永寛和
    (まつながひろかず)
    JAGAT 研究員
    日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻修了。博士(芸術学)。物語を流通させる技術の変遷とそれに伴う作者と読者、物語の関係の変化に興味を持つ。大手出版社にライトノベルの編集者として勤務しWEB小説の書籍化を経験。2018年、JAGAT入職。