2月9日(木) 16:00~18:00
サンメッセと野毛印刷は、SDGs等の社会課題解決に取り組むことで業容を広げた。サンメッセはESGとDXも含めたサステナビリティと捉えて研究所を設立、コンサルティングに進出した。野毛印刷は、2007年に立ち上げたeconoge活動を発展させてスタジオ事業などに事業領域を拡大した。この2社の取り組みは印刷業界以外でも知られ始めている。今回登壇の2者が言うには、受け身型から課題解決型への営業スタンスの移行ツールとして有効という。
「何かありませんか?」営業から脱するにはどうすれば良いか。SDGsの17テーマを地域社会や自社に引き付けて考えることが結局は近道という。そこには、パンフレットやカタログのある会社ばかりに行き、結局は自ら顧客を選んでしまっていた反省がある。地域社会に、顧客業界にどういった課題があるか。課題解決志向になれば、顧客の抱える課題の仮説が立てられるので、市場は印刷以外にも大きく広がるという。人口減少で成長性がなくなった時代に、社会性を収益性に結び付ける手法を2社の長年に渡る取組みから考える。
当セッションの参加費は13000円です。