2月10日(木) 10:30~12:00
~再現性のある仕組みづくりを考える~
印刷業を取り巻く環境が急激に変化するなかで、既存事業の減少を補う新しい事業の立ち上げが求められている。取り組むにあたっては、なぜ自社はそれを行うのか目的の明確化、ビジョンづくりにはじまり、実行するための組織づくりや足りないリソースの確保、販路開拓さらには、企業風土や社員の意識改革のための取り組みなどが必要となる。
福博印刷では、新規事業創出のためのユニット「DCS(Design in Coherent Strategy)」を設立し、印刷にとらわれないお客様の課題解決をパートナー企業と連携しながら取り組んでいる。活動から生まれたサービスの一つがAI×DMという販促施策を最適化するソリューションである。
日相印刷では、リソースの限られた小企業ならでは戦略として、「できることから始め、できることを増やす」というスモールブランディングメソッドを掲げ実行している。
地域密着を強みとした情報発信、コト作り、それをさらにストーリーとして発信することで自社ブランディングと商品開発につなげている。
絶対に成功する新規ビジネスは存在しないが、チャレンジのコストやストレスを軽減する「型」のようなものはあるのではないか?先行して取り組みを行っている両社に取り組み経緯などを伺い議論する。