2月8日(火) 16:00~17:30
ネットを介して印刷受発注をおこなう印刷通販は、この10数年で1,400億円規模へと急成長した。その理由として、多品種小ロットの増加、透明性の高い納期・価格、信頼できる品質、Web受発注の利便性などが挙げられる。つまり、印刷市場の一部には、このようなニーズが存在しており、それに応えてきたと見るべきである。
ラクスルは、自社工場を持たないファブレス経営のメリットを活かし、規模を拡大させている。パートナー連携をさらに強化し、生産性と品質向上を実現している。共進P&Pは、パッケージ印刷通販という新分野を開拓した。パッケージ自体をマーケティングツールとして活用したいクライアントの要望に応えている。グーフはマーケティングオートメーションと連携した印刷物製作のプラットフォームを構築し、生き残る印刷物を模索している。印刷通販とマーケティング連携プラットフォームを通じて、未来の印刷ビジネスを考えたい。