基調講演
2月 8日(金) 10:00〜12:00 場所:ワールドインポートマート5F
【基3】「企業価値を高める工場見学を考える」
小説「本のエンドロール」と実際の取り組みを事例に
2018 年3 月発刊の小説「本のエンドロール」では、書籍が紆余曲折を経て制作・印刷される過程が出版社・印刷を舞台に克明に描かれて反響を呼んだ。制作の舞台裏を伝えていくことは、製品の真のコストを知ってもらうにも、ファンをつくるうえでも有効であろう。工場見学は時流となって製造業全般で熱心に取り組まれている。特に、制作・出版・デザイン系の無形的な業務の価値を伝えるにはどうすれば良いのだろうか。小説の取材先となった豊国印刷、工場見学の評価方法開発に取り組んだ味の素社、独自性ある工場見学の東洋美術印刷の事例から、需要を創出する工場見学や伝え方の手法を議論する。
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このセッションの参加費は、16,200円 です。
お申し込みセッション数によって割引があります。
当日価格:17,000円 です。
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山本恵裕
(やまもとしげひろ)
1982年 小樽商科大学商学部卒業、同年味の素株式会社入社。国内営業、本社食品部、インドネシア味の素社、シンガポール味の素社を経て、2002年 本社広報部に異動後、2012年 工場見学プロジェクト事務局長となる。2013年 直接コミュニケーショングループ長に就任、2015年 味の素グループうま味体験館館長を兼務。2016年7月 本社監査部に異動後現在に至る。
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岡田秀樹
(おかだひでき)
豊国印刷 専務取締役 豊国コミックプロダクション㈱ 社長(兼務)
2007年1月 講談社グループ 豊国印刷株式会社 入社
2008年6月 豊国印刷株式会社 取締役就任
2013年6月 豊国印刷株式会社 常務取締役就任
2018年6月 豊国印刷株式会社 専務取締役就任
2018年10月 豊国コミックプロダクション株式会社設立 社長就任(兼務)
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丸山博司
(まるやまひろし)
東洋大学社会学部卒業後、東洋美術印刷入社。営業部で20年に渡って主要顧客を担当の傍ら、自社の強みを活かせる市場の新規開拓に奔走。デザイン制作部門に転属後は、課題解決型コミュニケーションデザイン事業実現のため、ユニバーサルコミュニケーションデザインの手法を採り入れる。2016年から現職、新規事業やイベントなど印刷会社としての新たなマーケティングを模索。
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藤井建人
(ふじいたけと)
JAGAT/中小企業診断士/早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員
1995年から出版流通グループで経営企画。経営計画、経営分析、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGAT。印刷産業・印刷会社の経営分析・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書2007〜2018」「印刷産業経営動向調査2006〜2018」「印刷会社と地域活性1・2・3」「『ニュース』は生き残るか~メディアビジネスの未来を探る」など。研究論文に「地域社会においてCSV/CRSVを実践するビジネスモデルとその成立要件」。